社会

《中高生からみるSDGs》SDGs12番『つくる責任つかう責任』

つくる責任、つかう責任。

 大量生産・大量消費が行われている現在の地球では、持続可能な生産消費形態を確保することが求められています。大量消費・大量生産の生産消費形態は資源の浪費、環境汚染、労働者の人権侵害、生物多様性の喪失などの沢山の課題を抱えています。そんな課題を解決することがこのターゲットでは求めているのです。

地球環境の現状

 様々な地球に対する負荷の大きさを測る指標をエコロジカル・フトプリントといいます。エコロジカル・フトプリントは“地球の使いすぎ”によって引き起こされた世界の変化に対し、様々なデータを元に計算し、わかりやすい数値で示しています。「もしその世界がその国と同様の生活をしたら、地球何個分必要か」の設問のもとに計算されているものです。

 エコロジカル・フトプリントの数値は、アメリカ5.0 日本2.8 中国2.2 インド0.7となっており、世界を平均すると1.7の数値です。

 もし全人類が米国の平均的な市民と同レベルのライフスタイルで生活すると、地球5個分の生産力(資源の供給量)が必要になることを示しています。

 数値は各国様々ですが、世界の平均値1.7というのは、すでに1.7個分の地球を必要としているということを示すものです。この数値は、今の人類が地球資源を求めすぎていることを意味しています。この地球に一刻の猶予もありません。

持続可能な生産消費形態とは?

 有限の資源を効率的に使うこと、省エネ促進、持続可能な社会基盤を整備すること、基本的サービスと、環境に優しく働きがいのある人間らしい仕事の提供、すべての人々の生活の質的改善を意味しています。

私たちにできること

 消費者である私たちが地球と人に配慮した製品を購入すれば、需要が生産者側に伝わり持続可能な製品を製造するようになります。持続可能な社会を実現するために、消費と生産のパターンを変えていくことが重要です。

 FSCやフェアトレードマークなどの認証マークのついた製品を購入すること、環境や人権に配慮された商品を購入することによってSD Gs12番の達成に大きく貢献することができます。今一度ご自身の消費生活について見つめ直す機会となれば幸いです。

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